DAICHI KOMATSU DESIGN STUDIO
MOVE MOVE
青葉通仙台駅前エリア社会実験
ヴィジュアルデザイン
仙台市(都心まちづくり課)| 2022
Social Experiment VI Design
仙台市が主催となり開催した社会実験「MOVE MOVE 青葉通仙台駅前エリア社会実験」のヴィジュアルデザインやネーミング、デザインコンセプトを担当しました。
MOVE MOVEは、仙台市内を横断する大通りの一つ「青葉通(仙台駅前)」を3週間にわたってトランジットモール化することにより、将来の青葉通の発展の仕方や市民との繋がり方、青葉通の持っている「ひととなり(性質や色個)」を考える社会実験。
「青葉通駅前エリアのひととなりを見出し、新しい流れを生む。」という社会実験のコンセプトをベースに「仙台の心臓」というデザインコンセプトを掲げました。
青葉通駅前エリアから街中に人を「送り出し / 迎え入れる」ポンプのような存在になれるのではないか、という仮説から、
人々の交流が血流のように仙台市内全体へと広がっていくようなイメージや、社会実験に参加した人々の心や感情が動き、将来の姿に思いを馳せることのできる脈動が生まれて欲しいという願いをロゴマークやテーマカラーで表現しています。
会場内のヴィジュアルデザインでもテーマカラーを多用することで、ペデストリアンデッキからの人流を促し、これまでの青葉通りの印象とはあえて違う違和感と興味のきっかけとなるようにしました。
バス停の時刻表ポールや閉店した旧さくら野百貨店のショーウインドウにも、青葉通りの知る人ぞ知る小ネタや、70年前からの変遷をダイナミックに感じられるような写真で演出しました。
*VIデザイン、会場ヴィジュアル全般|小松大知
*ネーミング|小松大知 , 奥口文結(FOLK GLOCALWORKS)
*社会実験コンセプト・コピーライティング|奥口文結
*会場構成・空間デザイン|貝沼泉実(KAI ARCHITECTS)
*SNS, Web PR(一部広告デザイン)|伊藤愛発(第一広告社)
*コンテンツディレクション|伊藤小百合(Enspace), 昆野沙耶(まちづくりスポット仙台)
*効果検証 現地調査ディレクション|岩間友希(あいだ研究所), オリエンタルコンサルタンツ
*仙台市都心まちづくり課|鈴木淳志 , 颯田賢哉 , 大山宗之