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DAICHI KOMATSU DESIGN STUDIO
PAPER BASE
GRADUATION WORK|2020
Paper Funiture & Tools
地域の包装資材メーカー株式会社丸定(山形)と一緒に100%再資源化できる家具と日用品を考えました。
2014 年時点の日本の家具売り上げ動向を見た場合、家具・製造小売り大手の3社(N社・M社・I社)の3 社が約90%を誇っていますが、長く使うための修理保証制度はほとんど整っていないのが現状です。それらは基本的には使い捨てで粗大ゴミになりますが、処理費用の問題から基本的には埋め立てられることが多く、環境への負荷は高い状態となっています。
PAPER BASE の家具と日用品は、包装資材メーカーならではの再生紙による紙管やダンボール、構造部分にのみMDFを使用し、金属部品を使用しないことで使用後は資源ごみや可燃ゴミとして再資源化することが可能です。
成長の早い子供用の家具や短期間で引越しを繰り返すようなライフスタイルのユーザーはもちろん、仮説住宅やイベントなどに適しています。包装資材を使っているメーカーだからこその素材や製作技術をリサーチし、商品開発を前提に4種類のプロダクト・パッケージなどもデザインしました。
- ノックダウン式のベンチ・スツール
- 卓上ペーパーホルダー
- ウォールラック
*未発売のプロトタイプ作品です。
*データ参照元:
「業界動向 SEARCH.COM」 2013-2014 インテリア業界
「 月間需要創造」2014年9月号 p37
Production : 株式会社 丸定(山形県)
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