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DAICHI KOMATSU DESIGN STUDIO

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WARADOKO

Self Product |2024
Tatami Bench

宮城県は、本畳の芯材である「藁床」の生産量が全国でトップクラスであり、宮城県が指折りの米の生産地であることとも関連しています。
また現在でも、藁床を使った本畳を縫うことのできる職人がおり、地域内外のさまざまニーズに対応しています。

藁床を使った「本畳」は、高度経済成長期に急増したRC造の団地の出現により、高層階まで運びやすく、安価で量産性の高いウレタン発泡材を芯材とした畳へ置き換わっていきました。

また、そういった功利的な側面だけでなく、RC造により畳下の通気性が悪くなったことで、「湿気が溜まってカビる、ダニがわく」という誤った使い方による風評もあり余計に忌避されてしまった、という背景もあります。

しかし、現在では「廃棄」や「資源」の側面から見た場合、「本畳」の持続可能性の高さが一つの価値になるのではないかと考えました。

米の副産物として発生する藁を原料としていることから非常にサスティナブルな素材といえ、また廃棄の際にも肥料などにも再利用することが可能です。

また、長時間座っていても疲れにくいことや、継ぎ足すことで長い年月を使うことができる点、畳したの通気が十分な環境下では調湿機能も果たすことなど、さまざまな利点もあります。

和室自体も減少する中、本畳をより身近に利用できるアイデアとして、鉄のフレーム材と組み合わせたベンチをデザインしました。

フレームに鉄を選んだのは、重さのある本畳を支えるための丈夫さと、鉄自体のリサイクル性の高さ(LCAの負荷の低さ)を備えている素材であることによります。


*本製品はプロトタイプです。製品化をご希望の方はご相談ください。

Planning & Product Design : Daichi Komatsu(TORCH)
Production : Yasuhiro Konishi(本畳/小西畳工店), Ryo Hagiwara(鉄フレーム)

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